2025年あけましておめでとうございます。今回の年末年始は9連休と長いですね。この長い年末年始の休み、何をしましたか?買い物ですか?旅行ですか?寝正月ですか?うちはUNOです。
というのも、うちの子がサンタクロースからクリスマスプレゼントのひとつとしてUNOをもらいました。この休み中、毎日「UNOしよう!」とリクエストが出まくり、時間もたっぷりあったので、毎日のようにUNOをして遊びました。ルールを覚えて間もない子どもといい大人が本気でUNOを遊んでも、勝敗は五分になり、大人も子どもも負けたくないと白熱しています。
そんな年末年始を彩ってくれたUNOですが、唯一、ちゃんと事前に決めておかないといけないことがあります。
ルールです。
ゲームを始める前にルールをすり合わせておかないと揉めるし、空気が悪くなってしまいます。勝っても負けても楽しいUNOでありたいですので、私がよくやっていたUNOのルールはこうだった。と事前に申告して家族内でルールを決めました。
ルールを決めながら、ふと「UNOの公式ルールはどんなのだろう?」と思ったわけです。気になったらすぐ調べたい人間なので、UNOをやりつつ公式ルールを調べてみました。
結論、UNOの公式ルールで遊んだことない
UNOの公式ルールを検索、かつ同封されている説明書も見てみましたが、幾度となくUNOして遊んできましたが、一度も公式ルールではない方法で、ずっとUNOを遊んでいたことがわかりました。そして、UNOの公式ルールを今回初めてしっかりを理解することができました。
年末年始はPCに触るつもりはなかったのですが、UNOの公式ルールの内容が、個人的に衝撃的だったので、とりあえず驚きを共有しようとこの投稿を書いています。
ざっくりUNOの公式ルール
前置きが長くなってしまいましたが、UNOの公式ルールどうなんだというのを簡単にまとめたいと思います。
- 親を決める
- カードを7枚配る
- 親が山札から1枚めくる(捨て札の1枚目)、出たカードが記号カードの場合対応が異なる
- 手札からカードを出す。なければ1枚山札から引く
- 残り1枚になったら「UNO」と宣言する
- 手札がなくなったら試合終了
基本的なUNOのはじめ方は、そこまで大差ないなぁという印象。ここから公式ルールと慣れ親しんできたUNOのルール(ルーカルルール)の違いをふかぼっていきます。
公式ルールとローカルルールの違いで驚いたこと
2枚以上捨てはローカルルール
同じ色の同じ数字(記号)【赤7 2枚】はもちろん、別の色でも同じ数字(記号)【赤7・青7、赤SKIP・碧SKIPなど】は重ねて捨てていませんでしたか?
これ、ローカルルールだったんですね。公式では1枚捨てが原則、同じ色の同じ数字が手札に複数枚あっても出せるのは1枚だけのようです。2枚捨て・複数枚捨てでUNOあがりする戦略をよく立てて勝ちをさらっていた側の人間でしたので、これが公式ルールでは通用しないとなると、UNOをどう戦っていいかわからないです。
ドロー2・ドロー4の積み重ねはローカルルール
自分の前の手番の人がドロー2(ワイルドドロー4)を捨ててきました。自分の手札の中にもドロー2(ワイルドドロー4)があったので、手札から捨てて、次の人にドローを渡す。ってことやってませんでした?ドロー2が重なって、6枚引き、8枚引きになったとか、ドローを回避できたと思ったら、みんなドローカードを持っていて1周回って結構な枚数ドローするはめになった。など経験あると思います。
これもローカルルールです。公式ルールではドローが出たら、手札に同じドローがあったとしても出せず、山札から引いて順番終わり、次の人のターンになるみたいです。大量枚数のドローという大事故はなくなりますが、どんどん積み重なって、その場がヒリついてくる感じは結構好きです。残り1枚の人にドロー12とかくらわせたときは、相当な快感でした。
記号上がりOK
UNOを宣言して、手札が残り1枚のとき、その残り1枚が記号(スキップ、リバース、ドロー2、ワイルドドロー4、ワイルド)だったら、ペナルティとして2枚引いてませんでした?
公式ルールでは、記号で上がってもOKなんですって、これは積極的に採用したいです。ローカルルールがこびりついた状態に、急に公式ルールを混ぜ込むとゲームバランスは崩れそうですが、上がれそうで上がれない状態がずっと続くよりは良さそうな気がします。
1抜けでゲーム終了、ポイント制
ゲーム終盤、1抜け、2抜けとプレーヤーがどんどん勝ち抜け、負け残りを決めてませんでした?で、先に○勝した人が優勝、みたいな成績の付け方をよくしていました。してませんでした?1抜けになると暇になりがち、補充の山札を作って過ごすみたいなことやってませんでしたか?
公式ルールでは、1抜けが出た時点でそのゲーム終了。しかも1抜けた人には、負けた人(残った人)の残り手札がからポイントを獲得するようです。その獲得したポイントの合計が基準値(説明書では500点)に到達した人が優勝というのが公式ルールでした。勝ちで終わり、かつポイント制だったなんて、今回調べていなかったらこの先も知ることなく、UNOを楽しんでいたことでしょう。
ちなみに、ポイントは、数字カードはその値がポイントとして加算、スキップ・リバース・ドロー2は20ポイント、ワイルド・ワイルドドロー4は50ポイントのようです。
私は、公式ルールよりローカルルール派かな
公式ルールとルーカルルールの比較をしてみましたけど、私個人としては公式ルールでUNOしたいかと言われると渋々やる感じです。これまでやってきたいわゆるローカルルールの方がテンションは上がりそうですね。500ポイントを目指すって、相当時間がかかりそうじゃないですか?1ゲーム買っても貰えるポイントの平均が5ポイントだったら100勝しないと500ポイントに到達しません。かなりロングゲーム、丸1日かかりそうな雰囲気です。
であれば、手札の引き捨てが激しくて、1位がえらいルールのほうが、やっていてゲームの盛り上がりとしては強く感じました。あくまでもUNOの公式ルールが絶対というわけではないので、やっぱりルールを事前にすり合わせして、プレーヤー全員の確認と合意を得た上でのUNOがより楽しいかなと思いました。
UNOは、子供から大人まで、年齢問わず楽しめるカードゲームであることには変わりはないので、公式ルールの存在は、「蘊蓄垂れて、ちょいマウントとれる」くらいの位置付けていいのかもなと思いましたとさ。